お涙頂戴のチャリティー番組ではない
24時間テレビが今年も始まりました。
この番組が始まるともう夏も終わりだねとよく話しています。
子供の頃はこの24時間テレビのタイミングで夏休みの宿題を終わらせなければと焦ったりしたものです。
しかし、この番組巷では偽善者番組だなどと言われています。
なぜこのように言われるようになったのかというと、出演者に多額のギャラが支払われていると言う噂が広まったからです。
そこから巷では24時間テレビの見方が大きく変わり、チャリティー番組ではなく、出演者にギャラが支払われているただのお涙頂戴偽善者番組と言われるようになりました。
募金額も昔に比べると少なくなり視聴率も低くなったのではないでしょうか。
ただ普通にこの番組を見ると、偽善者番組なんかではなく素晴らしい企画がたくさんあるのです。
例えば、片足をなくした少年の夢を叶えるため番組が総力を挙げて憧れのスターに会わせてあげたり、義足の少女が富士山に登ったりさまざまなチャレンジ企画があります。
テレビで放送することにより、同じような障害を持つ方やその親、視聴者などにとても勇気を与える番組でもあるのです。
どうしても障害者と言うと何かと不便なのではないか、差別されるのではないかそういったイメージがあります。
日本はまだまだそういった部分では海外とは違い、意識が低いためより身近に感じてもらえます。
何も知らないテレビの向こう側の人たちに勇気と感動を与えてくれるこの番組は偽善者番組と言われていますがなくてはならない番組だと私は思います。